人参(にんじん)
【写真は人参(にんじん)小口切 50g】
【非医薬品】
人参(にんじん)
【別 名】…オタネニンジン(日本名)、コウライニンジン(高麗人蔘)、チョウセンニンジン(朝鮮人蔘)など
オタネニンジン(御種人蔘・日本名)は、ウコギ科の多年草。原産地は中国の遼東から朝鮮半島にかけての地域といわれ、 中国東北部やロシア沿海州にかけて自生する。薬用または食用に用いられ、チョウセンニンジン(朝鮮人蔘)、コウライニンジン(高麗人蔘)、また単に人蔘(ニンジン)とも呼ばれる。
人参(にんじん)は、オタネニンジンの根を乾燥したものでサポニンなどを含有します。神農本草経には人参の薬効について「五臓を補い、精神を安んじ、魂魄を定め、驚悸を止め、邪気を除き、心を開き智に益す。久しく服すれば身を軽くし、年を延ばす。」と記載している。漢方薬の王様と言われています。
人参(にんじん)を使った製品はいろいろありますが、煎じて薬剤として飲む方法が主流となっているため、人参もできれば煎じて飲むのがベストです。
●人参茶を煎じる方法:
乾燥した人参(にんじん)を20〜30gと、なつめ2,3個、生姜を少々です。
これらは1リットルほどの水が入った鍋に入れ、弱火でじっくり約1時間煮出します。
水の量が少なすぎると、人参の成分が全て溶け出されないことがあるため、充分な水の量が必要です。
鍋の中の水は、人参の成分によって吹きこぼれやすくなっていますから、充分に注意しながら火にかけるようにしましょう。材料さえ揃っていればとても簡単にできますから、ぜひ一度試してみてください。
また、人参に含まれるサポニンには起泡性があるため、鍋に火をかけたら吹きこぼれないようしっかり見張っておきましょう。
●人参の摂取量とタイミング
人参(にんじん)は医薬品と違って副作用はありませんが、過剰摂取すると動悸や発熱、ほてり、めまいなどの症状を感じる場合があります。そのため、高麗人参を服用するときは、体質や体調、生活環境などに合わせて調節しながら、1日10g以下を目安に服用するようにしましょう。
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