鹿茸(ロクジョウ) スライス 100g
【第三類医薬品】
鹿茸(ろくじょう、ロクジョウ) スライス 100g
ロクジョウ(鹿茸)とは、基本的に毎年春ごろに新しく生え変わる「幼角(袋角)」と呼ばれる、骨化して硬くなる前の状態の鹿の角を切り取ったものです。ちなみに幼角は、血液が流れているので温かく、触感は弾力があって産毛が生えてる状態です。別名には「梅花鹿茸(バイカロクジョウ)」「馬鹿茸(バロクジョウ)」などがあり、シベリアジカやマンシュウアカジカといった鹿の種類によって呼び名が変わります。
また、中国でも鹿茸は古来より貴重な生薬として利用されていた歴史があり、中医治療の中に身体虚弱、性機能低下、生殖機能低下、不妊症などの症状に対し、鹿茸をよく使用しています。“海馬補腎丸”、“参茸補血丸”、“至宝三鞭丸”、“亀齢集”などの世界的に著名な中成薬は鹿茸にも配合されています。
【産地】ニュージーランド産
【成分】鹿茸(ろくじょう、ロクジョウ)に含まれる成分には、コラーゲンやタンパク質、炭酸カルシウムなどがあり、他にも25種類ものアミノ酸が含まれているそうです。
【応用】 強壮、強精、鎮痛薬として、インポテンツ、めまい、耳鳴り、腰膝の弱体人虚寒証の帯下、慢性病の虚損などの症に応用する。近年頭部、頚部および脊椎損傷にともなう頭痛、頭重、項頸部の痛み、肩腕痛、腰背痛、めまい、ふらつき、四肢のしびれ感、易疲労感、脱力感、不眠などの症状、また自律神経失調症、低血圧症、更年期障害にも用いられる。
【用法用量】1日1〜3グラム。
【鹿茸酒の作り方】1リットルホワイトリカーと鹿茸100gをビンに入れ、約ニ週間漬け込みます。1日1回約10〜15m1服用。
【茸参酒の作り方】
人参や鹿茸の特有の香りがある酒。この酒は、中国清朝時代、清朝宮庭専用の「清宮御薬製薬房」である同仁堂(現在の北京同仁堂)の清宮秘方酒の一種。漢方生薬のなかに補腎、強壮、強精の機能を最もはっきり発揮する鹿茸を主薬とし、朝鮮人参が滋養強壮、 両者のバランスを巧妙に取り、青年から老年まで適用酒で、中国には、強壮、強精として最も人気のある酒です。
目安:焼酎1リットルに対して 鹿茸30g、朝鮮人参または紅参60g、枸杞子20g、灸甘草20g、大棗30g、蜂蜜50g(甘味のほしい人は氷砂糖50g適量いれておきます)
効果:補腎、強壮、強精。
作り方:ホワイトリカーをビンに入れ、その中に上記の茸参酒材料セットを入れて、約ニ週間漬け込みます。鹿茸、朝鮮人参(紅参)がふくらむ際に紅色がぬけて、美しい紅色をした参茸酒ができあがります。朝鮮人参(白参)を使った場合は、有効成分の溶出に1ヶ月位がかかるので、1ヶ月〜40日位に漬け込で下さい。冷え症の強い人は生姜を少し入れるのもいいでしょう。
飲み方:できあがった参茸酒は一日に盃一〜二杯、食前か空腹時に、または寝る前に飲みます。体がほどよくあたたまり、ぐっすり寝ることができます。女性の冷え症には、参茸酒を飲むと身体の芯まで温まるために冷え症が治りやすいようです。
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