黄柏末(おうばく) 粉末
※商品紹介の写真はイメージです。お届けするメーカーは写真と異なることがあります。メーカー指定のある方は、購入前にお問い合わせください。
【第3類医薬品】
黄柏末 (おうばく)
黄柏(おうばく)は神農本草経の中品に収載されています。和名:キハダ
【成分】アルカロイド (1〜3%){(ベルベリン局方1.0%以上) パルマチン、フェロデンドリン}を含有する。このほか苦味成分のオーバクノン、リモニンステロイドのβ-シトステロール、カンペステロール、7-ヒドロスチグマステロールなどが存在する。
【作用】 抗菌作用 (黄柏末、ベルベリン;ブドウ球菌、肺炎菌など)
1.抗炎症作用 (メタノールエキス)
とくに下半身の様々な炎症に用いる。下肢の関節炎や運動麻痺、痺れ感などに用いる。化膿症や打撲傷などにも外用薬(中黄膏)として応用する。
2.清熱作用
消耗性疾患における発熱 (虚熱) に用いる。肺結核や慢性気管支炎などの発熱時に知母などと配合する (滋陰降下湯) 。腎結核や慢性尿路感染などにも知母などと配合する (知柏地黄丸)
黄柏 末(おうばく) 応用
内服すれば苦味健胃整腸、消炎性収斂薬として胃腸炎、腹痛、黄疸、下痢などに応用する、また消炎薬として外用する。
黄柏 (おうばく) 処方例
黄連解毒湯、柴胡清肝湯、温清飲、荊芥連翹湯など。家庭薬の原料として利用される。木曾の「百草」、奈良の「陀羅尼助」、鳥取の「練熊」など強壮健胃薬として利用される。
黄柏 (おうばく) 用法・用量
散剤、丸剤、外用薬など。1日1〜6グラム
|